【AQUOS sense9実機レビュー】4つの『イマイチポイント』をクリアしてミドルクラス最高峰の実用スマホへと進化

AQUOS sense9

AQUOS senseシリーズをこれまで合計5台購入。モデルチェンジの度に体感出来た進化

私が初めてSHARPのAQUOS senseシリーズを購入したのは2020年。『AQUOS sense4』というモデルでした。『電池がなかなか減らないな』というのが第一印象。何故かと思い調べてみると、省電力設計の『IGZOディスプレイ』を採用していることが大きく影響している様子。

AQUOS senseシリーズと言えば、高耐久規格『MIL-STD-810H』に準拠する堅牢性も大きな特徴の一つ。防塵防水性能は最高水準の『IP68』。さまざまな環境において『壊れづらい』『安心して使える』というのは、全てのスマートフォンユーザーにとってプラスの要素です。

AQUOS sense4以外にも、私はこれまで『AQUOS sense6』『AQUOS sense7』『AQUOS sense8』『AQUOS sense9』と同シリーズを5台購入しています。

AQUOS sense4は『実用性』に比重を置いたスマートフォンでしたが、AQUOS sense6ではIGZOディスプレイを液晶から『有機EL』に刷新。電池もちの良さを維持しつつ、『発色』『応答速度』が向上しました。

AQUOS sense7においてはカメラの重要デバイスとなる『イメージセンサー』を大型化。AQUOS sense8ではソフトウェアの最適化が進み、より『リアルなディテール』『適正な露出』を得られるようになった印象。

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AQUOS sense8あたりから『体感速度』の向上も顕著に。Socの性能アップによりデータ処理がはやくなっただけでなく、個人的にはSHARPが行っているディスプレイの微調整(スクロール表示の追従性を1/1000秒単位でチューニングするなど)が良い影響を与えていると感じます。

AQUOS sense9においてもレスポンスは極めて良好。負荷の重い3Dゲームをプレイしないのであれば、ハイエンドからの移行でも不満は感じないはず。『電池もち』『耐久性』が改善されて『ハイエンドより使い心地が良い』となる可能性も十分あり得ます。

『実用性』のAQUOS senseから『見た目も良い』AQUOS senseへ

実際に購入しているからこそ、着実な進化を遂げてきたと言い切れるAQUOS senseシリーズ。AQUOS sense8時点では、『イマイチなポイント』が未だ『4つ』残されていました。その内の1つが『デザイン』です。

『見た目より実用性』を重視する人がAQUOS senseシリーズのユーザーには多いのかもしれませんが、『見た目と実用性がどちらも優れている』となれば、さらに多くの新しい層を取り込めるように。

デザイン

AQUOS sense9

AQUOS sense9はmiyake designの監修により、従来のAQUOS senseシリーズからデザインを一新。滑らかなフォルムや背面のカメラデザインに目を奪われがちですが、ディスプレイ面にも注目。

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