AQUOS wishシリーズは、『防塵防水』『米軍調達規格(MIL-STD-810H)』に準拠している壊れにくい端末。
『AQUOS Home』に加えて『AQUOSかんたんホーム』『AQUOSジュニアホーム』を備えるなど、スマートフォン初心者に合わせた仕様となっています。
ちなみに私は『初心者』ではありません(むしろヘビーユーザー)。所有するAQUOS wish2の画面反応がイマイチで、操作する度にストレスを感じていました。
『イマイチ』というイメージを持っていたのは、一昔まえの『AQUOS senseシリーズ』も同じ。しかし同シリーズは『6』あたりから急激な進化をはじめ、『8』ではミドルクラスとしての安定感が定着。個人的な評価はむしろ高いです。
AQUOS wishシリーズは『3』まで同じデザインを踏襲。目立ったアップグレードもなし。いくら初心者向けの端末でも、AQUOS wishシリーズを蔑ろにし過ぎではないか。
3以降の継続が心配になった矢先、4作目(AQUOS wish4)において、遂に大幅なリニューアルが行われました。
高級感があるとは言い難いものの、フラットな形状にピッタリな無駄を省いたミニマムなデザイン。単調になりがちなカメラ部分も悪くない。マットな質感は、樹脂特有の安っぽさを軽減しています。
ただし見た目が変わっただけであれば、私にとっての評価は低いまま。一番の注目ポイントは『操作した時の反応』が改善されているかどうか。
実際どういった動きをしているかは、動画をご覧いただければすぐに分かると思います。過去モデルの面影が無いのは、見た目だけではありませんでした。
AQUOS wishシリーズを使い続けてきて、『スマートフォンに慣れた。そろそろ機種変しよう』という人にとっては、これがベストな端末と言えるでしょう。
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スマートフォンヘビーユーザーの『サブ機』としてもお勧め出来るレスポンスとなったAQUOS wish4。これで『電池もち』が優秀であれば、かなり広い層にリーチ出来ます。
今回はAQUOS wish4の電池もちを検証。まずは画面に白い画像を表示させ、照度計で『50LUX』程度に明るさを調整(自動調整OFF)。続けてYouTubeで動画(広告なし。いつも再生しているコンテンツ)を約90分間再生します。
少し前に『中古のPixel 7』で検証を行った際は、残量が『-32%』も減少。最初は電池が劣化しているのかと思いましたが、ソフトウェアのアップデートで改善。 つまりハードだけでなく、ソフトの部分も安定していないと『電池もちは悪くなる』ということです。
『ほぼ未使用』の状態で、同じ検証を行った他端末の結果がこちら。
端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
Xiaomi 13T | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -7% |
Xiaomi 13T Pro | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -10% |
Pixel 7a | 6.1インチ(2,400×1,080px) | 4,385mAh | -9% |
Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4575mAh | -8% |
OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
moto g64 5G | 6.5インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -7% |
AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000Ah | -4% |
AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
AQUOS wish4の上位モデルとなるAQUOS sense8は、『-4%』というこれまで実測した端末の中でもっとも良好な電池もちを記録。『IGZO有機EL』が持つ電力効率の高さを見せつける結果となりました。
AQUOS wish4は電池残量『93%』から動画を再生しはじめ、約90分経過して『89%』。AQUOS sense8と同じく、電池の減りはたったの『-4%』。IGZOディスプレイを採用しないAQUOS wish4が一体なぜ!
ひとつはAQUOS wish4のディスプレイの解像度が、『HD+』であることが挙げられるでしょう。フルHD+と比較して、動画再生時の消費電力が少なくなります。画質差は気づかない人の方が多いはず。
電池が『5,000mAh』と大容量であることも勿論プラスの要素。しかしこの部分はおおよその他端末も同じ。『HD+解像度のディスプレイ』『電池容量5,000mAh』のmoto g24と比較しても圧倒的に少ない電池の減り。AQUOS wish4の高い安定性が実証された結果に。
AQUOS wish4のディスプレイは、最大リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)を前世代の60Hzから『90Hz』に引き上げています。
リフレッシュレートが高いほど『滑らかな表示』が可能となりますが、それに伴い消費電力が上昇。『電池もちが悪くなる』可能性があるということです。
滑らか表示は『設定』➡『ディスプレイ』➡『なめらかハイスピード表示』から。アプリにチェックを入れると最大リフレッシュレート『90Hz』が適用されます。消費電力を極力抑えたい場合は、チェックを外せばOK。
ハイスピード表示をONにした状態でXをスクロールし続けると、高いフレームレートが維持されます。つまり通常より消費電力が上がるということ。
5分間スクロールし続けた結果は『-1%』。電池もちが良い端末は大体-1%ですが、AQUOS wish4の場合は開始から4分を超えるまで電池残量が減りませんでした。最大リフレッシュレートを『90Hz』に設定した状態でも、電池もちは文句なし。
ブラウジングにSNSなど様々な操作を行ってみましたが、驚くほど電池が減らないAQUOS wish4。動作がサクサクでも電池の減りがはやい端末は、長時間の利用に適していません。AQUOS wish4をサブにしたら大きな安心感を得られるはず。むしろコレしか使わなくなるかも!
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SHARP AQUOS wish4の主な仕様
SHARP AQUOS wish4 | |
---|---|
Soc | MediaTek Dimensity 700 |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 5,000mAh(USB Power delivery Revision3.0) |
重量 | 190g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
解像度:5,010万画素 インカメラ 解像度:800万画素 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.3 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIM | nanoSIM/eSIM |
Micro SDカード | 対応(1TBまで) |
防塵防水 | IPX5/IPX8/IP6X |
MIL規格 | MIL-STD-810H |
AQUOS wish4にお勧めな格安SIM
- 5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
- LTE :B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B28 / B39 / B41
- 3G : B1/B2/B5/B8
- GSM : 850/900/1,800/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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