電車やバスで『通勤』『通学』する人が多い日本だからこそ刺さる『8インチ台』のタブレット
片手持ちを出来る程度の絶妙なサイズ感。そしてスマートフォンと比較して表示コンテンツの視認性に優れる『8インチタブレット』の人気が日本市場で高まっています。
2025年6月7日時点の『楽天市場タブレットPC本体デイリーランキング』では、ALLDOCUBEの『iPlay 70 mini Pro』『iPlay 70 mini Ultra』が1位と2位を独占。

楽天市場より
総務省の統計(令和2年国勢調査 ライフステージでみる日本の人口・世帯)によると、日本の大都市圏では約半数が公共交通機関(電車やバス)を利用して通勤・通学。
実際電車やバスに乗ってみると分かりますが、移動中は大多数が『スマートフォン』を利用。『動画を観る』『音楽を聴く』『ゲームをする』『調べ物』『読書』『SNS』といった様々なことが出来るスマートフォンは『時間つぶし』に最適。

スマートフォンの画面サイズは初期の4インチ台から大型化が進み、5〜6インチ台が殆ど。『大きい画面の方が需要がある』ということでしょう。7インチに突入すると『タブレット』の領域。
7インチ台は大型化したスマートフォンとの差別化が難しい影響か、Amazonの『Fire 7』以外目立ったモデルが出ていない印象。8インチ台は『Fire HD 8』『iPad mini』に加え、格安タブレットメーカーの出す廉価モデルがチラホラという時期が長く続きました。

格安タブレットメーカーから頭ひとつ抜け出したALLDOCUBE!3Dゲームもプレイ出来るiPlay 70 mini Ultraの強烈なインパクト
格安タブレットメーカー郡から性能で突き抜けたのが、ALLDOCUBEの『iPlay 70 mini Ultra』。SocにQualcomm社の『Snapdragon 7+ Gen3』を搭載し、代表的なベンチマークアプリ『AnTuTu Benchmark』のトータルスコアは実測値で130万超え。

iPlay 70 mini Ultra(Snapdragon 7+ Gen 3) のAnTuTu Benchmark(V10.4.9)スコアを実測
AnTuTu Benchmark実測値(最大) | 端末名 |
200万〜 | OPPO Find X8、Xiaomi 14 Ultra、Xiaomi 15 Ultra |
150万〜200万 | Xiaomi 14T Pro、POCO X7 Pro |
100万〜150万 | iPlay 70 mini Ultra、Xiaomi Pad 7、Pixel 8、Pixel 8a、Pixel 9a、Xiaomi 13T Pro、Nothing Phone 2 |
50万〜100万 | OPPO Reno11 A、moto g64 5G、Nothing Phone (2a)、Nothing Phone(3a)、AQUOS sense8、AQUOS sense9 |
〜50万 | OPPO A3 5G、Redmi 12 5G、moto g24 |
iPlay 70 mini UltraはGPU性能が高く、3DMark(Wild Life)のフレームレートは『Pixel 9a』『Nothing Phone(3a)』を上回る『42〜85FPS』を記録。

iPlay 70 mini Ultraの3DMark(Wild Life)スコア

Pixel 9aの3DMark(Wild Life)スコア

Nothing Phone(3a)の3DMark(Wild Life)スコア
iPlay 70 mini Ultraで原神をプレイ(室温29度)してみましたが、グラフィック設定『高』でまだ余裕を感じられるパフォーマンス。レンダリング精度を『最高』に変えても(負荷表示は赤くなる)目立った発熱やカクつきはありませんでした。電池の減りも緩やかで、想定していた以上の安定感。

原神より
高性能Androidタブレット市場は競合がほぼ居ない状況。価格を4万円台に抑えて主役をとりに行く

iPlay 70 mini Ultra
8インチ台で『3Dゲームをするのに適しているAndroidタブレット』と言えば、2025年1月にLenovoが発売を開始した『Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)』。SocにSnapdragon 8 Gen 3を搭載するハイエンドタブレットです。2025年6月時点で実売価格は8万円程度とiPad miniに匹敵。
タブレットはあくまで『サブ端末』という位置づけなので、そこに迷わず『8万円』を出せる人は中々いないはず。Legion Tab (8.8”, 3)ほど高性能では無いけど、8インチ台の画面サイズで3Dゲームが遊べて、お値段『4万円台』とハードルを一気に下げてきたのが『iPlay 70 mini Ultra』です。

8.8インチのiPlay 70 mini Ultraを利用していて、『一般的な同価格帯のスマートフォンよりも優れる』と感じた部分を簡単に羅列してみました。
- 文字を打ちやすい
- 文字を読みやすい(小説や漫画だけでなく雑誌の文字も等倍で読める)
- 1画面により多くの情報を視認可能なサイズで表示出来る
- 2画面の分割表示を実用的に使える(上でYouTube見ながら下でSNSをスクロールなど)
- 動画視聴やゲームプレイ時の臨場感向上(全然違う!)
- ゲームの操作性が格段に上がる
- 処理能力が高い(動作速度が早い)
- LE Audio(LC3)で音楽を聴ける(設定必要)
- 電池もちが良い
- 発熱しづらい
- Micro SDカードを使える

一般的な8インチ台タブレットとしての使い勝手向上は『文字の打ちやすさ』『文字の読みやすさ』『1画面に表示出来る情報量の多さ』『2画面表示の実用性』『発熱のしづらさ(物理的に大きく放熱しやすいので)』『動画視聴時の臨場感向上』などが挙げられます。
高解像度が故に『文字が小さい』と感じたら調整を
iPlay 70 mini Ultraは『2,560×1,600px』の高解像度ディスプレイを採用しているので、デフォルトの状態だと『文字が少し小さい』と感じるかもしれません。
その場合は『設定』→『ユーザー補助』→『表示サイズとテキスト』から『フォントサイズ』『表示サイズ』を調整すればOKです(ブラウザ側で文字サイズを設定出来る場合あり)。

表示サイズデフォルト設定

デフォルト(Chrome)

表示サイズ拡大設定

表示サイズ拡大後(Chrome)
高性能タブレットだからこそ『3Dゲーム』をプレイしなくちゃ勿体ない!ただし『ゲームのダウンロード』には要注意
iPlay 70 mini Ultraは『処理能力の高さ』が大きな特徴。原神の様に『負荷の重い3Dゲーム』をプレイした時、真価を発揮すると言えるでしょう。

グラフィックが美しく精細な3Dゲームは、高い処理能力を必要とするだけでなくゲーム自体の『データ量』が大きくなります。原神(ver.5.6)』に関して言えば『約28GB』。今後もアップデートの度にそれなりのデータ通信量が必要に。
一般的なSIM(モバイルネットワーク)の月間データ容量は、増量が進んだ昨今においても大容量で『30GB』程度。原神をダウンロードしたら、月の序盤で『速度制限』に陥る可能性が濃厚。
せっかくの大画面なので、ゲームの他に動画を『高解像度』で視聴したいところ。そうなるともう『光回線を契約』以外解決手段は無さそうですが、その前に試していただきたいのが『楽天モバイル』。
光回線を契約する前に『楽天モバイル』を試してみよう
楽天モバイルの月額基本料金は『〜3GB:1,078円』『3GB〜20GB:2,178円(税込)』『20GB〜無制限:3,278円(税込)』といった3段階性。3,278円で『高速データ無制限』は、通信キャリアだけでなく格安SIMを含めても圧倒的な安さと自由度の高さ。
月間データ容量 | 楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | ドコモ(ドコモMAX) | au(バリューリンクプラン) | SoftBank(メリハリ無制限+) |
無制限 | 3,278円 | 8,448円 | 8,008円(200GB/月超の場合最大5Mbosで制限。テザリングなどは合計60GBまで) | 7,425円(200GB/月超の場合最大4.5Mbosで制限。テザリング・データシェアは合計60GBまで) |
20GB | 2,178円 | 8,448円 | 8,008円 | 7,425円 |
3GB | 1,078円 | 6,798円 | 8,008円 | 7,425円 |
2GB | 1,078円 | 6,798円 | 8,008円 | 5,775円 |
1GB | 1,078円 | 5,698円 | 6,358円 | 5,775円 |
とはいえ、30GB近い大きなデータを『適当な時間帯』にモバイルネットワークでダウンロードするのは非効率。
総務省が公表している情報通信白書(令和5年版)を参考にすると、インターネットの利用者が増えるのは『平日:午後0時〜1時、午後8時〜10時』『休日:午後8時〜10時』の時間帯。

総務省より

総務省より

通信の混雑が予想される時間帯は速度が『低速化』しやすいので避けるべき。私のお勧めはインターネット利用者が一気に減る『午後10時以降』。
実は先日、寝る前に『原神(ver.5.6:28GB程度)』のデータを楽天モバイル(スマホからWi-Fiテザリング)でダウンロードしてみました。寝る前にセットして、朝起きた時点で無事完了。これなら無駄な待ち時間『0』です。

この方法はゲーム以外に『動画』でも有効です。『通勤』『通学』の時間帯も、利用者が増えるので比較的通信は混雑。さらに移動時はスポット的に『圏外』となる可能性も。その度に再生が途切れたり画質が劣化するのはストレス。
端末側に予めデータをダウンロードしておけば、ネットワークの影響を受けずに『再生中の一時停止なし』『高画質』で最初から最後まで動画(音楽)を楽しむことが出来ます。データ通信が発生しないので省電力化にも寄与。

高性能&安い&Micro SDカード対応で『Legion Tab』『iPad mini』すら凌駕するiPlay 70 mini Ultra
iPad miniやLegion Tab (8.8”, 3)はMicro SDカードに非対応。iPad miniは容量が大きくなるほど一気に高額化しますし、Legion Tab (8.8”, 3)は内蔵ストレージが『256GB』。『3Dゲーム』『高解像度動画』をどちらも保存するにはやや心もとない容量です。

iPlay 70 mini Ultraも内蔵ストレージ容量は『256GB』。ただしMicro SDカードで最大『1TB』拡張出来るので、『動画・音楽はMicro SDカードに保存する』といった棲み分けが可能に。価格面だけでなく『利便性の高さ』でも両端末を凌駕。そりゃ売れますよね。

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