日本のSIMフリースマートフォン市場で恐らく一番注目されているのが『ハイミッドレンジ』のカテゴリー。10万円を超えるフラッグシップは求めてないけど、ミッドレンジじゃ物足りない。ちょっと性能が良くてメーカー参考価格4万円台で購入出来るスマートフォン、それが『Mi 11 Lite 5G』と『OPPO Reno5 A 5G』です。今回はこの超注目モデルを使ってカメラ画質の比較を行っていきたいと思います。
メインカメラのイメージセンサーはどちらも非公開。Device Infoのアプリで調べると、Mi 11 Lite 5GのイメージセンサーはSamsungのISOCELL GW3と表示。私ははOPPO Reno5 Aのメインカメラにも同じイメージセンサーが搭載されていると予想(解像度は同じく6,400万画素)しています。
イメージセンサーが正確には分からないので、尚更撮り比べをする価値あり。生憎の天気が続き曇り空ばかりの画像で恐縮ですが、『Mi 11 Lite 5G』と『OPPO Reno5 A 5G』どちらを買うか迷っている人は是非カメラ画質比較をご覧ください!
※AIはOFF。WEB用に画像を圧縮(表示は1,024px、選択すると2,000pxまで拡大)しています。
超人気スマホ2強!Xiaomi Mi 11 LiteとOPPO Reno5 Aのカメラ画質を比較!
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aのメインカメラ画質比較1(あじさい)
花びらの同じ辺りをスポイトで抽出すると、Mi 11 Lite 5GはR:177、G:200、B:244。OPPO Reno5 A 5GはR:161、G:191、B:217。Mi 11 Lite 5Gは青が強く、全体的に彩度高めでくっきり透明感のあるイメージ。OPPO Reno5 Aは暖色よりで優しい雰囲気ですね。
Mi 11 Lite 5GはISOが359まで上がっていますが、画質の劣化はみられないので許容範囲内。ISOが高い分シャッタースピードが早くなり手ブレが抑えられています。OPPO Reno 5A 5GはISOが低いのでシャッタースピードは2倍。しかしこちらも問題なし。1/50秒程度では手ブレの心配不要です。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aのメインカメラ画質比較2(ひまわり)
天気が悪いのでせめて明るい雰囲気の花が撮りたいと思い・・・似合わない曇り空をバックにひまわりを撮影しました。ぱっと見はかなり近い雰囲気。細かい部分を見ていくと、Mi 11 Lite 5Gの方が花びらの陰影が深く立体的。どちらもひまわりの特徴を捉えた良い描写だと思います。晴れた日であれば小暑を伝えられたのに!
Mi 11 Lite 5GはISOをやや高めに撮る傾向にあるのかと思いきや、比較2ではISOを50まで落としています。シーンによってしっかりISOが切り替わるのはナイス。OPPO Reno5 A 5GもISO100、シャッタースピード1/1706と余裕たっぷりの撮影環境。曇り空もお構いなしです。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aのメインカメラ画質比較3(ムラサキツメクサ)
比較3も似ています。やはり同じイメージセンサーを搭載している説は有効です。OPPO Reno5 A 5Gと前モデルOPPO Reno3 Aを比較した時は、全てにおいてOPPO Reno5 A 5Gの圧勝でした。しかしMi 11 Lite 5Gとの比較は違いを見つける方が難しい。
背景と被写体の区別がよりしっかりとされていて、立体的に見えるのはMi 11 Lite 5Gでしょうか。ポートレートモードは使用していませんが、レンズのF値が小さいのである程度被写体に近づく事でご覧の通りの背景ボケ。出来るだけ自然にボカしたい場合は被写体に寄るべし。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aのメインカメラ比較4(広角)
広角撮影は2枚同時に比較。Mi 11 Lite 5Gは暖色系、OPPO Reno5 Aは寒色系に。比較1とは逆ですね。色合いが気に入らない場合は、Mi 11 Lite 5GはProモード、OPPO Reno5 A 5Gはエキスパートモードからホワイトバランスの調整が可能。寒色、暖色自由自在です。後はHDRをONにすると木々のディテールがさらにはっきりすると思います。
Mi 11 Lite 5GはどちらもISO50に設定されていますが、この被写体の場合はISO100まで上げた方が良さそう。そうすると全体の明るさがOPPO Reno5 A 5Gに近づきます。白飛びしない程度にシャッタースピードを遅くするのもアリですね(パソコンのディスプレイで見た場合はそう感じましたが、スマートフォンのディスプレイだとMi 11 Lite 5Gの明るさは適正。むしろ明るく見えました)。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aのメインカメラ画質比較5(超高解像度)
Mi 11 Lite 5Gは6,400万画素モード、OPPO Reno5 Aは超高解像度モードに設定して撮影したものをトリミング。近い画質になるかと思いきや大分違いますね。Mi 11 Lite 5Gは少しモヤっとしてますが写真らしい仕上がり。OPPO Reno5 Aは絵に近い雰囲気ですが輪郭はしっかり。
高解像度モードは画素サイズが標準モードより小さくなり画質が劣化しやすいので、あまりお勧めはしません。光がしっかりと確保された環境で、トリミングする事が決まっている時に利用した方が良いかと!
Xiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 Aの超広角・メインカメラ画質比較6(望遠)
1枚めは超広角カメラで撮影。それなりに画質差が出ましたね。Mi 11 Lite 5Gの方が明らかに明瞭。イメージセンサーが異なるのかもしれません。ISO50でこの明るさは優秀です。超広角撮影を多用する人は要チェック!
デジタルズームは高解像度モードと同じく画質が劣化しやすいので、普段あまり使っていません。しかし両モデルとも10倍程度までは何かに使えそうなレベル。10倍でこれだけディテールが精細であれば十分でしょう。侮れませんね。20倍はさすがにかなり粗いですが、鳥がとまっていたら認識出来そう。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 780G(5nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
NFC | 対応 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gにお勧めな格安SIM
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
OPPO Reno5 Aの主な仕様
OPPO Reno5 A 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G(7nm) |
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 182g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
センサー | 地磁気センサー、環境光センサー、色温度センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、歩数計 |
OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 |
OPPO Reno5 Aに関連するレビュー
OPPO Reno5 Aにお勧めな格安SIM
OPPO Reno5 Aが対応する周波数帯
- 5G:n3/n28/n77/n78 (NSA)
- 4G:FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TDD-LTE 38/39/40/41 (2545-2655MHz)/42 - 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:850/900/1800/1900
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)