【作例】POCO M7 Pro 5Gのカメラは『動画』『HDR』性能弱め。ただしハマると『エントリー離れ』な描写を連発

POCO M7 Pro 5G カメラレンズ

この記事に書いてある内容

POCO X7 Proと同じ『イメージセンサー』『レンズ』構成!POCO M7 Proのメインカメラ画質をチェック

  1. 『HDR』は異なる挙動。ISPや処理能力の違いが影響か
  2. 動画撮影は1080p/30fpsが限界
  3. POCO M7 Pro 5GとPOCO X7 Proで通常(オート)撮影(作例1〜3)
  4. パラメータの保存を活用すると『自分好み』な描写を得やすくなる(作例4〜5)
  5. POCO M7 Pro 5GとPOCO X7 Proのメインカメラは『撮影機能』で差別化
  6. 安いスマホらしからぬ『1枚』を撮れるミドルスペックなカメラ(作例6〜21)
  7. お値段以上の仕上がりを狙えるPOCO M7 Pro 5Gのカメラ!大容量の強みを活かして沢山パシャろう
  8. POCO M7 Pro 5Gの主な特徴・製品仕様(スペック)・お勧めなSIM
  9. 関連リンク

POCO X7 Proと同じ『イメージセンサー』『レンズ』構成!POCO M7 Proのメインカメラ画質をチェック

Xiaomi(シャオミ)のサブブランドPOCO(ポコ)から登場した『POCO M7 Pro 5G』は、メインカメラの主な構成が上位モデル『POCO X7 Pro』と同じです。F値『1.5』の大口径レンズに加え、イメージセンサーは『SONY IMX882(1/1.95インチ)』。

私は先に購入していたPOCO X7 Proのメインカメラ画質を気に入っているので、当然『POCO M7 Pro 5G』への期待も高まります。

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『HDR』は異なる挙動。ISPや処理能力の違いが影響か

ただし画像を処理する『ISP』やそもそもの処理能力が異なるので、『HDR(明るさの異なる複数枚の画像を合成して1枚に仕上げる)』撮影時にはそれなりの差が出るのではないかと予想。

 

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Xiaomiのカメラアプリで可能なHDRの設定(端末自体がHDR撮影に非対応の場合は設定不可)は『自動』と『オフ』。個人的には『強制的にHDRで撮影』という設定を増やして欲しいところ。

両端末のカメラアプリを『HDR自動』に設定して適当に屋内の写真を撮ってみると、POCO X7 Proでは『HDR』が機能する場面でPOCO M7 Pro 5Gは無反応。合成可能な画像の枚数に差があり、そのことが影響しているのかもしれません。

ちなみにPOCO X7 Proは『ポートレートモード』がHDRをサポートするのに対し、POCO M7 Proは非対応。焦点距離の指定も出来ません(POCO X7 Proは26mm、35mmを選べる)。

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動画撮影は1080p/30fpsが限界

さらに動画撮影時の解像度/フレームレートは『1080p/30fps』止まり。高度な手ぶれ補正機能『ShootSteady』にも非対応です。細かい部分を見ていくと、やはり『上位モデルと完全に同じメインカメラ』では無いことが分かります。

POCO M7 Pro 5GとPOCO X7 Proで通常(オート)撮影(作例1〜3)

通常モードのオート撮影時は、同じ『場所』『被写体』で『シャッタースピード』に違いを確認。

モッコウバラ2

モッコウバラ

ブドウムスカリ1

ブドウムスカリ2

イメージセンサーとレンズの口径が同じなので、通常撮影時は『シャッター速度』『ISO』の値が近くなるはず。しかし上画像においては、『シャッター速度』『ISO』がそれぞれバラバラです。

 

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これらの数値を確認しなければ『カメラ性能の違い』と判断してしまうかもしれません(HDRの様な複雑な処理では確かに差が出る)。ただし先述している通り、基本的なカメラ構成は同じ。

下画像に関しては、POCO X7 Proに近いシャッタースピードで撮影されています(別の日に別の場所でモッコウバラを撮影。色は最初のPOCO X7 Proによっている)。

モッコウバラ3

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パラメータの保存を活用すると『自分好み』な描写を得やすくなる(作例4〜5)

『こうしたい』という自分好みの設定を記録して、いつでも簡単に呼び出せるのが、『Proモード』内に備えられた『パラメータの保存』機能。

Proモードでは『ホワイトバランス(WB)』『F値』『シャッタースピード(S)』『ISO』『EV(露出)』をそれぞれ『手動』で設定することが出来ます。

例えば『ISO:200』『EV(露出):-1.0』の設定(他は全てAUTOのまま)を『調整1』という名称で保存(右下の+マークから)すると、以後手間をかけず『ISO:200』『EV(露出):-1.0』の適用が可能に。

パラメータ保存

カップ1

調整1適用なし

カップ2

調整1適用

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シーンによっては『微調整』が必要だと感じるPOCO M7 Proのメインカメラですが、バシっとハマった時の描写は一般的な『エントリーモデル』を超越していました。

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