
Xiaomiより
Xiaomi(シャオミ)はこれまで(2025年7月3日時点)日本市場において『G27i』『A24i』『G34WQi』『A22i』『G Pro 27i』『G24i』『G27Qi』『A27Qi』といった複数のモニターを投入。
2025年7月3日(木)に発売を開始した『Xiaomi 4Kモニター A27Ui』は、すでに日本発売されているモニターには無かった便利機能を搭載。『USB PD(USB Power Delivery)』です。
従来モデルの場合、ノートパソコンとモニターを接続するには『ノートパソコン用の電源アダプタ』『ノートパソコンとモニターを接続するケーブル』が基本的に必要でした。接続が面倒なだけでなく、デスクまわりがゴチャゴチャするのも難点。
Xiaomi 4Kモニター A27Uiでは接続が『ケーブル1本』で完結。最大『90W(画面OFF時)』の電力が自動的に給電されます。もっとも、全てのUSB Type-Cポートを備えるノートパソコンを『ケーブル1本』で接続出来るわけではありません。
ノートパソコン側のUSB Type-Cポートが『USB PD』『映像出力』をサポートしていなければ、適した電力供給や表示は行われず。
また、Xiaomi 4Kモニター A27Uiの最大出力は『90W(画面がオフの場合)』なので、本格的なゲーミングノートPCなどは『電力不足』となる可能性が高いです(充電アダプタのW数を調べておくと安心)。
『ケーブル選び』も重要に。低価格な『USB Type-C×USB Type-C』ケーブルは、おおよそが『データ転送』『充電』のみに対応。USB PDのみをサポートしていて、『映像出力不可』なケーブルも多いです。

4Kモニター A27Uiには『USB-Cケーブル』が1本付属。製品説明から『USB PD』『映像出力』に対応しているようです(長さやW数は不明)。追加でケーブルを購入する場合は『USB PD 100W 4K/60Hz映像出力』などで検索すると、該当品が高い確率で表示されるはず。

Xiaomiより
『Xiaomi Pad 6』『Xiaomi Pad 7』『Xiaomi Pad 7 Pro』といったタブレットに加え、『Xiaomi 14 Ultra』『Xiaomi 15 Ultra』といった一部のハイエンドスマートフォンはUSB Type-Cポートから映像出力が可能です。
4Kモニター A27Uiは、表示性能も価格(39,800円)の割に優秀。名称の通り4K解像度(60Hz )に対応し、色数は『10億7000万色』。DCI-P3のカバー率が『95%』と高めであることも特徴です(sRGBカバー率は100%)。
ちなみに私は現在『27インチ』の4Kディスプレイを使用中。最初は少し『ちいさいかな』と感じていたのですが、モニターとの距離を近づけることで改善。多くの情報を1画面に表示出来るので、作業効率が上がります。

Xiaomiより
接続ポートは『DP 1.4 ×1』『USB2.0 ×2』『HDMI 2.0 ×2』『オーディオ ×1』『USB-C ×1』『DC入力電源ポート ×1』。ポートを隠す『クリップ式バックカバー』が備えられ、ケーブル類をスッキリ収納。『出来る人』のデスクに一変するかもしれませんね。

Xiaomi 4Kモニター A27Uiの主な仕様
モデル名 | P27UCB-RAGL |
アスペクト比 | 16:9 |
電源入力 | 24V 5A |
解像度 | 3840 × 2160 |
定格電力 | 120W |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
画面サイズ | 27インチ |
応答時間 | 6ms(標準) |
ドットピッチ | 0.1554(H) × 0.1554(V)mm |
製品寸法(台座を含む) | 613 × 185 × 511mm |
輝度 | 360nits(標準) |
製品正味重量(台座を含む) | 5.5kg |
コントラスト | 1200:1(標準) |
壁面取り付け寸法 | 対応(VESA 75 x 75) |
色数 | 10億7000万 |
チルト角度 | 前5°/後21° |
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