売り切れ前にGETすべき『型落ち』なのに十分高性能なスマホたち
おおよそ1年に1回の頻度で『世代交代』が行われるスマートフォンの各モデル。最新モデルが登場すると、旧世代は実売価格が一気に値下がり。そして終売に向かうというのが通常の流れです。
【Google】Pixel 9aよりも大きなイメージセンサーを搭載するPixel 8a
2025年4月16日(水)から発売を開始したGoogleの『Pixel 9a』。Googleストアにおける直販価格は79,900円〜。『Amazon』『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』においては7万円程度で販売されています(2025年7月2日時点)。
Pixel 8aの直販価格は『72,600円(税込)』。こちらはAmazonや楽天市場の実売価格が5万円台半ばまで下落。ワイモバイルなど一部の通信業者でも値下げが繰り返されています。
Pixel 8aとPixel 9aでは搭載しているSocが異なり、Pixel 9aの方がベンチマークスコアは高め。ただしグラフィックの処理を行う『GPU』のアップデートがメインなので、一般的な使い方では速度差を感じないのが正直なところ。

Pixel 8a(Tensor G3) のAnTuTu Benchmark(V10.4.8)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)

Pixel 9a(Tensor G4) のAnTuTu Benchmark(V10.4.8)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
カメラに関しては、イメージセンサー(メインカメラ)のサイズがPixel 8aの1/1.73インチから『1/2インチ』にまさかの小型化(筐体デザインに合わせたのかもしれない)。Pixel 9aでは『色の再現性』がやや落ちている印象。

Pixel 8aのメインカメラで撮影

Pixel 9aのメインカメラで撮影

Pixel 8aのメインカメラで撮影

Pixel 9aのメインカメラで撮影

Pixel 8aのメインカメラで撮影

Pixel 9aのメインカメラで撮影

Pixel 8aのメインカメラで撮影

Pixel 9aのメインカメラで撮影
両モデルはオンデバイス(インターネット接続なし)による録音データのリアルタイム文字起こしに対応(レコーダーアプリ使用)。機密が含まれる打ち合わせや取材の文字起こしは、ローカル環境で行うのがベスト。

Pixel 8aでは『スピーカー』の音質が改善されていたり、Pixel 7aからは満足度の高いアップデート内容でした。Pixel 9aの登場からそれなりの期間が経過したので、残っている在庫はあと僅かかもしれません。
【Motorola】使い勝手良好なおサイフケータイ&Micro SDカード対応スマホ『moto g64 5G』

moto g64 5G
Motorolaは2025年7月10日(木)より、各チャネルで『moto g66j 5G』を発売開始予定。想定売価は据え置きとなる『34,800円(税込)』。ワイモバイルにおいても、同日メモリ4GBの『moto g66y 5G』が発売に。
moto g66j 5Gの先代モデルは『moto g64 5G』。SocにDimensity 7025を採用し、一般的な使い方であれば価格の割に動作はスムーズ。Android 15へのアップデートも配信済みです。

Micro SDカードスロットを備え、保存領域を拡張して高解像度の『動画』『音楽』をダウンロードすることが可能。廉価ながら『ス投稿が見つかりません。

moto g66j 5Gでは、お値段据え置きのまま『防水性能』『耐久性』『イメージセンサー(メインカメラ)』をアップデート。つまりmoto g64j 5Gを同じ価格で併売したら、高確率で売れ残ります。

2025年7月2日時点で、『Amazon』『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』におけるmoto g64 5Gの実売価格は2万6千円台まで下落。楽天市場に関しては『ポイントアップ』が目立ち、中には『2万円台前半』で購入可能な店舗も。
処理能力自体は大きく変わらない(CPUの最大クロック周波数が2.5GHzから2.6GHzにアップ)ので、『それなりに使えるおサイフケータイ&Micro SDカード対応端末』を探しているなら、大きく値下がりしているmoto g64 5Gを購入するのもアリ。在庫が無くならないうちに!

【OPPO】HDR 10+、Wi-Fi 6に対応する軽量スマホ『OPPO Reno11 A』
OPPOは2025年6月26日(木)から、『OPPO Reno13 A』の発売を各チャネルにおいて開始。旧世代からの主なアップデートは『防水性能強化』『米軍軍用規格取得』『ステレオスピーカー採用』『電池増量』など。

アップデートだけでなく、OPPO Reno11 Aからのダウングレードも目立ったOPPO Reno13 A。本体重量が約177gから『192g』へと増え、最大充電速度は67Wから『45W』に低速化。
OPPO Reno11 Aのディスプレイは『HDR 10+』をサポートしていましたが、OPPO Reno13 Aでは非対応。複数のデバイスを安定的に接続可能な『Wi-Fi 6』が使えなくなるのも、個人的には残念なポイント。
OPPO Reno9 AからOPPO Reno11 Aへのアップデートでは、処理能力に加えて『カメラ画質の向上が素晴らしかった』というのが個人的な評価。便利な生成AI機能(画像や文章)も多数追加されています。

OPPO Reno9 Aのメインカメラで撮影

OPPO Reno9 Aのメインカメラで撮影

OPPO Reno11 Aのメインカメラで撮影

OPPO Reno11 Aのメインカメラで撮影

OPPO Reno11 Aのメインカメラで撮影
『スマホは軽い方が良い』『充電にストレスを感じる』『家族で同じWi-Fi環境を使用している(ルーターがWi-Fi6対応)』といった人は、むしろ旧世代(OPPO Reno11 A)を購入すべき。

OPPO Reno11 Aは『ワイモバイル版』の価格下落が特に顕著。SIMフリー版との違いは『SIMカードスロットの数』『プリインストールアプリの種類』程度。nanoSIM+eSIMでデュアルSIM運用も可能です。