Xiaomi(シャオミ)が提供するスマートフォンの最新ファームウェアは、2022年2月時点でAndroid 13が主なベースとなる『MIUI 14』。
恐らく日本モデル第1号としてアップデートが確認されたのは、ゲーミングスマートフォン『POCO F4 GT』。私が所有している『Xiaomi 12T』『Xiaomi 12T Pro』のグローバル版より早かったです。
POCO F4 GTに続いたのが『Redmi Note 10 JE』。au、UQモバイルの独占販売端末です。アップデートがしっかり行われるのは好印象。キャリアのアピールにも繋がります。
Redmi Note 10 JEとPOCO F4 GT共通の変化としては、まずシステム領域が減少。Redmi Note 10 JEは15.97GBから『13.94GB』、POCO F4 GTは16.93GBから『13.13GB』へと大幅に軽量化。
MIUI 14ではストレージの一部をメモリとして利用出来る『メモリ増設』機能がアップデート。Redmi Note 10 JEは『オフ』『1GB』『2GB』『3GB』、POCO F4 GTは『オフ』『2GB』『3GB』『5GB』から容量を選べるようになりました。
メモリ使用領域に関しては、アップデート前と後でそれぞれ異なった挙動に。
Device Info HWに表示されている内容を参考にすると、Redmi Note 10 JEはメモリ使用率がやや上昇(どちらもクリーナー後に検証)。増設可能な容量は1GBから3GBに増えていますが、速度が早いのは当然メモリ。容量が圧迫されるのはあまりよろしくありません。
POCO F4 GTはシステム領域だけでなく使用メモリも軽量化。4割近く空きがあるのでかなりの余裕を感じられます。この端末はディスプレイ性能が抜群に高いので、スマホゲーマー以外にもお勧めです。
フォルダサイズを変更出来るようになったのはRedmi Note 10 JEのみ。拡大フォルダの中身は直接選択可能。標準サイズのフォルダをそのまま入れることも。フォルダというよりカテゴリー分けの様な感じですね。
システム及びメモリがどちらも軽量化したので、POCO F4 GTにとってMIUI 14へのアップデートは間違いなく実りのあるもの。Redmi Note 10 JEはメモリの部分で後一歩といったところか。今後の微調整に期待しましょう!
Redmi Note 10 JEの主な仕様
Redmi Note 10 JE | |
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Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB
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電池 | 4,800mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 200g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
深度測定カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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防水防塵 | IP68(IPX8/IP6X) |
おサイフケータイ | 対応 |
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |
POCO F4 GTの主な仕様
POCO F4 GT | |
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Soc | Snapdragon 8 gen 1(4nm) |
容量 | 8GB/128GB
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電池 | 4,700mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 210g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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FeliCa | 非対応 |
センサー | 近接センサー | 360 ° 環境光センサー | 色温度センサー | ジャイロスコープ | 加速度計 | 電子コンパス | IR ブラスタ | 指紋センサー | フリッカーセンサー | SAR センサー |
オーディオ | クアッドスピーカー(Dolby Atmos対応) |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI 14 for POCO(android 13) |